London Olympics!1

はいはい始まりました~怒涛のロンドン五輪。
正直この五輪のおかげで夏フェスは諦めたのですが、いい経験だと思って頑張りますです!!

楽しみにしていたのはやはり開会式ですね。毎回の五輪ごとに結構見ています。
今回のロンドン五輪は映画監督ダニー・ボイル(『トレインスポッティング』、『スラムドッグ$ミリオネア』など)が芸術監督を任されたということで、どんな感じになるのかな―と前日から録画予約をして待ち構えておりました。何せいつか気づいた時から生粋のイギリスかぶれなんだよう…!

Under World/Born Slippy (Trainstpoting ver)


あーもう90年代初頭だなー!ちなみに開会式の音楽監督もアンダーワールド。

最初のPV:
物語はテムズの源流から始まる。小川の端に建てられた碑には「ISLES OF WONDER」(驚きの島)と刻まれている。どうやらこれが開会式のテーマらしい。
カメラは自然あふれる光景をテムズに沿ってぐんぐんとロンドンに向かって下っていき、バターシー発電所上空をすり抜け(ちゃんとピンク・フロイドの豚が浮かんでる!!)、ビッグ・ベンを通り過ぎていく。めまぐるしいこの感じは同監督の映画『ザ・ビーチ』の一部分を彷彿とさせる。ここでかかるのはピストルズのGod Save the Queenで、恐らく77年に、マルコム・マクラーレンの陰謀で議会真横をボートで通り過ぎながら船上ライブをやって逮捕された出来事に基づいてるんじゃないか。ただし当時演奏されていたのはAnarchy in the UKだったのかな?


Sex Pistols/Anarchy in the UK

視点は地下鉄にも移って、いよいよ市内中枢に向かう場面ではThe CLASHのLondon Calling→英国人が大好きなエルガー『威風堂々』(毎年のPROMSの最後には必ず演奏される)。
まさに「どうだこれが英国だ!」と言わんばかりの分かりやすい仕上がりです。

第一部:
スタジアム中央にのどかな田園風景がつくられている。小川に大きな水車、遊ぶ子供たちに働きに出かける農夫たち。本物の馬に羊の群れ。
そういえばイギリスでは労働者階級から成り金になった人間の多くは、田舎に屋敷を買うのが夢だと聞いた気がする。ミック・ジャガーとかもそうだと昔どこかで見たような。リアル・エステイトはこの原風景なんだねえ。
ここで流れるのはイングランド第二の国歌と称される『エルサレム』。前にも言った気がするが、後に開会式で用いられる映画『炎のランナー』の原題Chariots of Fireは、この歌の一節から来ている。イギリスの正式名称「グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国」はだてではなく、この後北アイルランド(ロンドンデリーの歌(ダニー・ボーイ))、スコットランド(フラワー・オブ・スコットランド)、ウェールズ(ブレッド・オブ・ヘブン)と国内四方に配慮した第二の国歌ともいえる民謡が続けて歌われる。


Bread of heaven(1999年のラグビー大会にて)

ウェールズ人ってことあるごとに歌うって本当かな。

そこに突如風雲急を知らせるかのように馬車が走ってくる。
中から出てきた山高帽のイギリス紳士(NHKでそう言ってた(笑))は俳優ケネス・ブラナー!シェイクスピア俳優でお馴染みです。スタジアムに設けられた小高い丘の上で、本を手にシェイクスピア『テンペスト』の一節を朗読。怪物キャリバンの台詞。

Be not afeard; the isle is full of noises,
Sounds and sweet airs, that give delight and hurt not.
Sometimes a thousand twangling instruments
Will hum about mine ears, and sometime voices
That, if I then had waked after long sleep,
Will make me sleep again: and then, in dreaming,
The clouds methought would open and show riches
Ready to drop upon me that, when I waked,
I cried to dream again.

「こわがることはねえぜ、この島はいつも物音や歌声や音楽でいっぱいだが、
楽しいだけで悪いことはなんにもしねえ。
時には何百何千って音楽が耳元でブーンとひびくことがある。
かと思うと歌声が聞こえてきてぐっすり眠ったすぐあとでも、また眠くなることもある。
そのまま夢を見ると、雲が割れて、そのあいだから宝物がおれの上に降ってきそうになる。
そこで目が覚めたときなんか、もう一度夢の続きを見てえと泣いたもんだ!」
(NHK字幕準拠)

ケネス・ブラナーってことしのジュビリーに、女王から騎士の称号をもらっていたようですね。

おお、おめでたい。
もともと北アイルランド出身の役者さんだから色々と考えることもあるだろうけど、認められるのはよいことだ。

気が向いたら続きます。

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