ギルモア・ガールズ/愛すべき彼女たち

■Gilmore Girls
コネチカットの田舎町、スターズ・ホローに住むローレライ・ギルモア(ローレン・グレアム)と高校生の娘ローレライ「ローリー」(アレクシス・ブレデル)。ローレライは16歳でローリーを生み、未婚のまま、ホテルの経営者として女手一つでローリーを育ててきた。学業優秀で本が大好きなローリーは、地元の高校から名門のチルトン高校に転入することになる。

ザ・ラーズのThere She Goesが鳴り響く中始まるファーストシーズンの1回目、ローレライとローリーは、確かに母子なのだけれど少し年の離れた友人同士のような気安さがある。おなじみのカフェで一緒にコーヒーを飲むのが好きで、喧嘩をしても同じメイシー・グレイの曲を聴いて気分を落ち着かせる。
ローレライのホテルには、親友でおっちょこちょいなシェフのスーキー(『SPY』『ゴースト・バスターズ』のメリッサ・マッカーシー!)ら個性的な従業員たちがいる。

1ー1では、ローリーに名門校への入学が許されることになり、母子は大喜び。けれどもチルトン高へ入るには莫大な入学金や雑費が必要だった。ローレライは悩んだあげく、疎遠だった裕福な実家の手を借りることに。ローレライの母親、エミリー(ケリー・ビショップ)は借金の交換条件として、毎週金曜に母子がディナーを共にすることを提案する。ローリーのために不承不承頷くローレライ。しかしローリーはもうすぐおさらばするはずの学校で、かっこいい転校生ディーン(ジャレッド・パダレッキ)に出会ってしまい、名門校入学への意気込みが一気に下がってしまう。


『ギルモア・ガールズ』は2000~07年までアメリカで放送されていたドラマで、シーズン7まで制作されている。今はNetflixで視聴可能だ。
このドラマにリアルタイムで出会えていたら!と思わずにはいられない。せりふの端々が細かなカルチャーネタやジョークに満ちていて思わず吹き出してしまう。
私が好きなのはローリーの友達で韓国人のレーン・キム(ケイコ・アジェナ)。ロックが大好きだが、アンティーク店を経営する厳格な母親がいるために家の中ではおとなしくしていないとならない。そんな彼女が、1ー2の冒頭では、「XTCの新譜が出た!!」と叫んで駆け込んでくる。この子が隣に住んでいたらどんなに楽しいか!!



★Music we learnd from Gilmore Girls:NY Daily News

いくつか好きな台詞を挙げてみた。(Netflix字幕準拠で、時々飛ばされている台詞や間違いもある)
ローリーがディーンと初めて会話をするシーン。荷物を片づけていたローリーがいつのまにか目の前に立っていたディーンに、「ルース・ゴードンみたいに突っ立ってないで、何か音でも立ててよ」とぼやく。それにディーンは「『ローズマリーの赤ちゃん』か、いい趣味してる」と答える。

RORY:God! You're like Ruth Gordon just standing there with a tennis root.Make a noise.
Dean:Rosemary's baby.
RORY:...Yeah.
Dean:Well,that's a great movie.You've got good taste.

ルース・ゴードンはロマン・ポランスキーの映画『ローズマリーの赤ちゃん』での怪演が評価された女優だ。それから、二人はローリーが熱中して読んでいたメルヴィルの『白鯨』についても盛り上がる。ちなみにディーンを演じたジャレッド・パダレッキは、後にドラマ『スーパーナチュラル』の弟サム・ウィンチェスター役で人気を博す。
ほかにも例を挙げると、ピリピリした憂鬱な金曜のディナーを終えた後、げんなりしたローリーがローレライに「いつまでこのディナーは続くの?」と尋ねる。ローレライは「たぶん私の葬式でぶちまけられるデリが最後ね」と答えるのだ。

RORY:So,how many meals is it goona take till we're off the hook?
LORELAY:I think the deli spread at my funeral will be the last one.

1ー2ではついにチルトンに転入したローリーだが、勉強はハードな上に意地悪な同級生たちに目を付けられてしまう。シーズン7まであるけれど、一話40分少しなので、少しずつ見ていきたい。
あと、親子が帰りがけに寄るおなじみのカフェも過ごしやすそうでいい。私もこんなカフェに帰りに寄りたいな~。


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